よし、とちゃんとかかっているか確認したあとで、蘇芳はテーブルと唯をそのまま、お姫様抱っこで車へと運んでいった。
下で、ちょうど夜のウォーキングから帰ってきた大家さん夫婦と出くわす。
「車、止めさせていただいて、ありがとうございました」
と蘇芳が唯を抱いたまま、爽やかに礼を言うと、ご夫婦は笑顔で、
「孫たちが来るとき以外は大丈夫だから、いつでも止めなさい」
「お出かけかい? 気をつけて」
と見送ってくれた。
助手席のドアを開け、そこへポイッとされた唯の耳に、
「若いっていいわねえ」
と言うおばあさんの声が聞こえてきた。
いや……
いやいやいやっ!
止めてくださいよーっ。
私、テーブル抱えたまま、連れ去られてるんですけどっ!?
「唯、シートベルトはしろよ」
自らも運転席に乗り込んだ蘇芳は、そう言いながら、唯の膝の上のテーブルを避けるようにして、シートベルトを締めてくれる。
下で、ちょうど夜のウォーキングから帰ってきた大家さん夫婦と出くわす。
「車、止めさせていただいて、ありがとうございました」
と蘇芳が唯を抱いたまま、爽やかに礼を言うと、ご夫婦は笑顔で、
「孫たちが来るとき以外は大丈夫だから、いつでも止めなさい」
「お出かけかい? 気をつけて」
と見送ってくれた。
助手席のドアを開け、そこへポイッとされた唯の耳に、
「若いっていいわねえ」
と言うおばあさんの声が聞こえてきた。
いや……
いやいやいやっ!
止めてくださいよーっ。
私、テーブル抱えたまま、連れ去られてるんですけどっ!?
「唯、シートベルトはしろよ」
自らも運転席に乗り込んだ蘇芳は、そう言いながら、唯の膝の上のテーブルを避けるようにして、シートベルトを締めてくれる。



