結局、戸崎はあたしの家に泊まっていった。
うんちはもちろん、化粧を落とした顔を見られるのですら抵抗があるあたし。
戸崎は美女を見慣れているのに、あたしはオトコオンナだから。
だけど、戸崎は特に気にする様子はなくて。
またまたあたしの髪を乾かしてくれた。
戸崎が触れるたびにびくんとなる。
胸が戸崎でいっぱいになる。
これから、またあの甘くて愛しい時間を過ごせるのか、大好きな戸崎に触れることが出来るのかと思うと、身体が沸騰しそうなほど熱を持つ。
あたしはやっぱり、戸崎を待っている。
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