「結婚式は十月にするよ。

良かったら、みどりちゃんにも来てほしいな」



笑顔の舞さんに、



「もちろんです!」



笑顔で答えていた。

舞さんたちは結婚式の日にちまで決まっているんだ。

きっと、舞さんのドレス姿綺麗なんだろうな。

色々妄想をしてしまうあたし。

その妄想は、いつの間にか柊とあたしのことへとすり替わっている。




バージンロードを歩くあたしに、タキシード姿の柊。

きっと、すごくかっこいいんだろうなぁ。

着実に柊と結婚に向かっていることがすごく嬉しい。

柊は他の女性によそ見なんてしないし、あたしだけを大切にしてくれているし。