「・・・・・今まで変な態度とってごめん。連絡もしなくてごめん。彩芽と会った時も、メッセージも全部俺の勝手で。・・・・・怜香が怒ったのは当たり前だと思う。」


俺がそこまで言うと、怜香が怒ったように言った。


「謝らなくていいから!!・・・・・・どうしてそうしたのか教えてくれれば、それでいいの。」


「・・・・・・・・亜柚と約束したんだよ。」


「・・・・えっ?」


「・・・・怜香の学校に噂のことで話したことあっただろ?・・・・・あれやっぱり亜柚がやったんだよ。・・・・・・それでこれ以上怜香に迷惑かけんなっていったら・・・・怜香に近づかなければいいって言われた。でも、卒業までは待ってくれって話した。だから、今まで避けてたのはそういうこと。」


怜香はただ俺の顔を真っ直ぐ見る。


混乱してると思う。


きっと怜香のことだからまた泣くんだろうな。


俺がそう考えていると怜香がくちをひらいた。