__えっ? 突然、背後から手を引かれたと思ったら、 次の瞬間には、その人の背中にすっぽりと隠されてしまったわたし。 ……甘い香りがする。 そして、暖かい。 「だ、誰だ兄ちゃん」 「……この子と同居してる者です」 __!?? 「……聞いていた話と違うじゃねぇか」 慌てるおじさん。 わたしも、頭が真っ白である。 「……なるほど」 「なんだよ」 「名簿が出回ると、色々わかっちゃうんですねぇ?」 「……チッ」