めんどくさがりくんが本気をだしたら


「はぁ…あの、私、ちょっと電話してきてもいいですか?」


「うん、いいよ〜。あ、雪菜の部屋はそこの右の部屋だから〜」


指さされたのは廊下にある2つあるうちの右側のドアだった。


「あの荷物は?」


もう届いているはずなんだけど見当たらない。


「あぁ、それなら部屋に運んどいたよ?」


「え?ありがとうございます!」


「別にいいよ〜めんどくさかったけど管理人さんに言われて仕方なくやったから〜あの人怒ると怖いんだよね〜」


ゆる〜く笑った東城くん。


なんかゆるい人だなぁ…


それが彼の第一印象。


「ありがとうございます。」


そしてさっき教えてもらった部屋に行ってみた。


ベッドやクローゼットは備え付け。


考えるのはこの部屋に住むかどうか。


…どうしよう、好きな人いるのに男の人と同居って


せっかく用意してもらったのに申し訳ないけど新しくアパート探そうかな…?


っていうかお父さん何考えてるの?


仮にも年頃の娘を男と一緒に同居って…