じーっと食い入るようにみていると、 雪がこちらを向いた。 「あの、さ苺。そんなにみられると恥ずかしいんだけど…」 「あ、ごめん!」 なんだか急に恥ずかしくなってぱっと離れる。 少しはにかみながら困ったように立つ雪はとっても絵になる。