「俺、栄子さんから苺の事頼まれたんだ。あの子を守ってやってくれって。だから、戻ってきた。」 「…っ、おばあちゃ、ん…」 おばあちゃんの優しい言葉に、涙があふれてきた。 いつからこんなに涙もろくなっちゃったんだろう。