「ショウ…?」 そう小さく呟いたアタシ。 でも、そのコトバをナオは聞き逃さなかった。 「あいつがショウ?」 「え…?うん。」 今ヤキモチ焼き中のナオの目は結構睨みを効かせて怖いくらいだ。 ほら… アタシとエリはもう慣れたからいいんだけど… なんていうか、男女問わずクラス中が脅えてる気がするんだけど…? でも、そんな事なんてお構いなしナオは距離を縮めて歩いてくるショウと バッチリ睨みあってる感じ…。