山南「これが、私の選んだ道です。 温情などは一切いりませんよ。」 そういって山南さんはいつものように笑った。 土方「っ・・・当然だ。 裏切り者に与える温情なんて一切ない。 そいつを牢屋に連れていけ。」 山南さんを【裏切り者】と言い切った土方を非難する視線があつまるが、それを振り切って土方はその場を離れた。 牢屋へと連れていかれる山南さんを最後まで見ず、私もそこから去った。 新撰組の雰囲気とはかけ離れた、雲ひとつない空。 私は、何をするわけでもなくただそれを見つめていた。