今日も一条三兄弟と××な日々。



晶くんが見せてくれた写真は本当に衝撃的だった。

西洋の教科書に載ってるんじゃないかってぐらい想像どおりの黒いマントをして写っている吸血鬼のご先祖さまもいれば、

手に持っている花束だけが写ってる写真。カメラのフラッシュにビックリしてひいおばあちゃんの体が透明化したらしいけど、私から見ればちょっとしたホラー。

そして三人のお父さんの幼少の写真には頭に狼の耳が生えていて、まだ歯が生え揃ってないのに立派な吸血鬼の八重歯。そしてピースしている右手は透明化。

本当に本当に衝撃的すぎて夢に出そうだ。


「今日は悪かったな」

昴さんと晶くんが吸血鬼と透明人間はどっちが強いのかって議論してる中、私は庭にある小さなベンチに座って休憩していた。

そこへ、冷たい飲み物を持ってきてくれた一条聖が隣へと腰を下ろす。


なんだか学校だと怖いイメージがあったけど今はそうでもない。

そういえば私がパニックになってる時「立てる?」と手を差し伸べてくれたっけ。

あれでちょっとだけ冷静になれた。