☆☆☆
この日から、あたしもアルバイトを始めることになっていた。
優生はそんなことしなくても大丈夫だと言ったけれど、あたし1人なんの支払いもしないというわけにはいかなかった。
お互いにまだ学生なんだから、助け合わないと。
あたしが選んだアルバイトは、近くの飲食店だった。
夜10時までの営業のファミリーレストランだ。
料理はそれほど得意ではなかったが、優生と暮らすために少しでも腕前とレパートリーを増やしたいと思って選んだ。
真新しい制服とエプロンに身を包むと、大学の入学式を思い出す。
あの頃と今は似たような気持ちだった。
この日から、あたしもアルバイトを始めることになっていた。
優生はそんなことしなくても大丈夫だと言ったけれど、あたし1人なんの支払いもしないというわけにはいかなかった。
お互いにまだ学生なんだから、助け合わないと。
あたしが選んだアルバイトは、近くの飲食店だった。
夜10時までの営業のファミリーレストランだ。
料理はそれほど得意ではなかったが、優生と暮らすために少しでも腕前とレパートリーを増やしたいと思って選んだ。
真新しい制服とエプロンに身を包むと、大学の入学式を思い出す。
あの頃と今は似たような気持ちだった。



