<<2年A組>>


竜「最近、沙奈ちゃん達を見ないけど、、学校ちゃんと来てんのかな?」


憲「来てんじゃねーの?なっ祐希!」


祐「何で俺に聞くんだよ…」


憲「別に…」


竜「けどさー、祐希…ヒドイよな…」


祐「は?」


憲「俺もそー思う…」


祐「…お前らに俺の気持ちがわかんのかよ…」


憲「わかんねーよ。」


竜「俺も。」


憲「けど、、佳代が居なくなった悲しみは…俺等にもある…」


竜「以下同文」


祐希は窓の外を眺めたまま黙っていた


憲「沙奈ちゃんの言う通りだよ…俺達もいる…お前にはもう一度、、…幸せを手につかんでほしい…」


竜「以下同文」


祐「………」


キーンコーン カーンコーン


憲「次…体育だぞ」


祐「……」


竜「先…行ってる」


ガラガラ…ー


祐「チッ…」