「後から聞いた話だけど、佳代は聖族の奴等にレイプされたらしい…

その時のガキだったみたいでよ…

俺に被害を加えない約束で、あいつの女になるっていう条件……

そん中に俺達が乗りこんじまって…

耐えに耐えきれず自殺だぜ…

バカな女だぜ………

俺は、、好きな女を守りきれなかった…

好きな女が悩んでる時に側にいてやれなかった…

命まで奪っちまった…

俺に…未来なんていらねー

もう…俺に…明るい未来は待っちゃいねー

だから…、佳代に似てるお前が…一番…うっとうしい…

思い出したくもねーもん思い出しちまうんだよ!」


部屋はシーンとなった


祐「これで満足か?もし、本当に俺の事を思ってくれるなら…俺にもう構わないでくれ…」


竜「祐希…」


祐「憲吾…送ってやれ」


「待って下さい!総長さん!」


祐希は振り向きもしないまま立っていた


「……総長さん…ごめんなさい…。私…鈍感で、バカですから……」


祐「鈍感で、バカな所もあいつにそっくりなんだよ…わかったなら…とっとと帰れ…」


祐希はアパートを出た


ブォーン ブォーン…