「おいてめぇ…俺のバイクから離れろ…」


祐希が沙奈に睨みをきかす


「派手なバイク…」


「あぁ?こいつ聞いてんのか…」


「さ、沙奈!あんた何してんのよ!ほらッ帰るよ!!」


雪が沙奈の手を引こうとしたその時……


「暴走族!!!」


「は?」


「雪が言ってた暴走族ですか?」


「(ボソッ)沙奈~お願いだから空気読んでぇ(涙)」


「お前何?」


沙奈が祐希の前に行き、目をキラキラ輝かせながら言った


「あなたは暴走族ですか?!」


「……」


祐希は沙奈の質問に間をあけて答えた


「そーだけど…」