放課後


雪「沙奈~!帰ろう?」


沙「はい」


憲「沙奈ちゃん!雪ちゃん!一緒に帰らね?」


竜「祐希のヤローが学校来ねーからさ、あいつん家行ってみようと思うんだけど」


沙「……」


雪「い、いいですね!沙奈も…ね?」


沙「…」


憲「…あいつ、沙奈ちゃんに話したんだろ?「夜桜」の事」


沙「え?」


竜「それで気にしてるの?喧嘩…しちゃった?」


沙「…喧嘩…はしてません…ただ…」


雪「ただ?」


沙「総長さんは…辞めると言う以外、何も話してくれませんでした…」


憲「沙奈ちゃん……」


竜「なら、尚更!祐希ん家に行こうよ!…雪ちゃんから聞いたよ!沙奈ちゃん、祐希に総長をずっと続けて欲しいんだって?」


沙「え?…いや…あの…」


雪「…沙奈…、祐希さんの事を想ってるなら!想いぶちまけないと」


雪はニコッて笑った


沙「…はい!」


憲「なら決定ね!」


4人は祐希の家に向かった