そう思いながら部屋に入って制服を脱ぐ。 「ふぅ……」 ベッドにぼふっと倒れ込んで目を閉じた。 明日…どうしよう。 家で、ふたりきり。 律の両親は共働きであまり家にいないらしい。 「ど、どうしよ…」 大人になっちゃったり…… いやいや! なんてこと考えてるの。 大丈夫。 あ、プレゼント…… 今から、買いに行こうかな。