君と駆ける夏

そう言って1番最初にグラウンドに走っていく駆流。



今の駆流は自信に満ち溢れてるよ。



その反対に、こいつは・・・・



「やべーー。決勝来ちゃったよーー。腹痛くなってきたし、もう一回トイレ行くかな。あぁーーーーー。」


朝飛は緊張で今にも吐きそうになってる。



「朝飛そんなに心配しなくてもいいじゃん。昨日風香に言われたんじゃないの?」



きっと風香のことだから、緊張する朝飛のために喝入れてるはず。



「・・・・・うん。なんか、光みたいな事言われた。決勝の舞台に来たやつがびびるんじゃねぇよ!って。それから、上で見てるから心配すんなって。・・・・・・なんか、思い出したらやる気っつーか、前向きになってきた俺!!よっしゃー!やるぞー!駆流ー!」



1人で騒いで駆流の元に走っていく朝飛。



本当に単純な奴で良かったよ。



その後もみんなグラウンドに向かっていって、アップを始める。



「しゅーごーう!」