君と駆ける夏

家に帰ると、お母さん、お父さん、おばさんが迎えてくれた。




みんな嬉しそうで私もちょっと嬉しくなった。




ご飯を食べてる間も駆流は普通に笑ってるし、特にいつもと変わらない。




「じゃあ駆流ゆっくり休んでね。」




「光もな。じゃ!」




玄関で駆流を見送って私はお風呂に入って眠りについた。




寝る頃にはもう次の日になっていたけど。




私が起きたのは次の日のお昼。




「おはよー。私寝すぎたー。」




「おはよう。まぁ、今日は仕方ないわよ。あっ、これ駆流君家に届けてくれる?昨日借りたのよ。」




「分かったー。」




そう言ってお母さんからグラスをもらうと、駆流の家に行った。




「駆流ー?いるー?」




ドアの前で叫んでも誰もいない。




いつもならすぐに出てくるのに。




そう思ってると、駆流の家の庭の方から音が聞こえる。




こっそり覗いて見ると、1人壁に向かって投球練習する駆流の姿。