玄関に入ると、靴が増えていた。 「ただいまー」 「あ、奏ちゃん!」 ダダダダッ 女の子が走ってきて私に抱きつく。 「久しぶりー!!」 「久しぶり、真依(まい)ちゃん!」 この子は従姉妹の真依ちゃん。 同い年で気が合うから、とても仲がいいのだ。 「ほら、もう夕飯出来てるから早く食べよう!!」 「わかったから引っ張らないでよ…」 ちょっと強引なところはあるが、私は彼女が好きだ。