だったらあんたが堕ちてくれ


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「これ持ってきな」

翌日玄関で靴を履いていると朝から冷たい声が落ちてくる。

両足にローファーを装備して、椿から小さな手提げ袋を受け取る。

大きさからするに、これはいわゆる“手作り弁当”というものだろう。

彼女とか好きな女子じゃないけど、作ったのは名前も知らないおばさんだけど、それでもちゃんと女性が作った弁当だ。

なんだか照れくさい。

母さん以外から手作り弁当を受け取ったのはこれが、色んな意味で記憶に残る、人生初になった。