だったらあんたが堕ちてくれ


誰もが見て見ぬ振りをするなか、俺だけは真っ直ぐに捉えた。

助けたつもりだった。

一度は逃げてしまったけど、拒絶してしまったけど、それでも最後は受け入れた。

なのになんで。

どうしておまえはそんな目で俺を見る?

「気のせいじゃない」

「気のせいなもんか!丸一日だぞ!昨日は一言だって話してない!」

「そんなに話したいことがあるなら話せば」

「いい。とりあえず着替えろ。で、外行くぞ」

「なんで」

「いいから。着替えろって」