「行かない!」 「なんでよ。子供なんだから遊びなさい。勉強ばっかりしてるとろくな大人にならないよ」 「じゃあ椿が相手してくれればいいだろ?どっか行こうぜ?たまにはどっか出掛けよう! 毎日会えるからって非主体的だった。ごめん。これからは出来るだけどこか行こう?」 「そんなに毎日会ってるんですか?」 反対を振り向く。 完全にどっかにいってた。 うち忘れていた。 大きな二つの黒が困惑ぎみに揺れながら、それでも強い意思をもって射ぬいてくる。