だったらあんたが堕ちてくれ


近くを歩く人は高校生も中学生も小学生も、一人で歩くスーツを着たサラリーマンですら、電話で誰かと話しているのに、俺たちは三人仲良く肩を並べて歩いてる、だけ。

会話もなく、ひたすらに、ただ歩く。

秀俊が乗るはずのバス停はとうに過ぎている。

なのに律儀な友人は、俺と椿の仲を修繕するために、そもそもが修繕するような関係なんて築いてないが、

それでも自分の役目を果たそうとしてくれているのだろう。

でも無言。

それでも一応、傍を歩き続ける。