椿の視線が机へと向けられる。 そこにあるのは参考書。 以上。 ノートも、筆記用具すらも出ていない。 視線が再び哀れな俺へと戻される。 いままで見た中で最上級の冷たさで、まっすぐ、瞬きもせずに見つめてる。 「あー、昼間!学校で使いすぎた脳を休ませてから、やろうかなって」 「そう」 二語を吐き捨てずかずかと俺のテリトリーに侵入してくる。 それからなんの躊躇も戸惑いもなく、その体をベッドにその身を横たえる。