王様と私のただならぬ関係

 だが、どさくさ紛れに、秀人がキスしてこようとしたので、押し返す。

「私、あの人と間接キスとか嫌なんですけどっ」
と言うと、

「大丈夫だ。
 顔は洗った」
と秀人は大真面目に言ってきた。

 いや、洗ったからなんなんですか、と思いながらも、仕方なく部屋へと上げる。