王様と私のただならぬ関係

 



 すぐその晩、秀人がやってきて、やはり、金魚を突き出し、帰ろうとするので、
「自分で入れてください」
と言うと、水槽に金魚を入れていた。

「お茶入りました」
と言うと、また、無言で飲んで帰る。

「じゃ」
と秀人が出て行ったあと、明日香もまた無言で、金魚に餌をやった。

 明日香が勢い良くエサを食べていた。