夜詩「そうですよ!怪我悪化させてまで競走とかしたくないですから!」
璃夢「でも、約束したならちゃんと果たさなきゃ気が済まないの。僕の我儘なんだけど…聞いてくれるかな?」
私の怪我を案じてなんだろうけど、約束したことを放棄したくないの!
だめ…かな?
夜詩「うっ、上目遣いは反則っ」
璃夢「へっ?」
反則?上目遣い?なにそれ?どういうこと?
翼「無自覚ってのがタチ悪いな」
雪「ホントにな」
璃夢「ねぇなんの話し?」
翼「分からなくていいよ。」
璃夢「ぷぅ…」
なんなのさ、教えてくれたっていいじゃん。
翼「…分かった。そんなに出たいんだな?」
璃夢「っうん!」
私の目はキラキラ輝いたに違いない。だって障害物競走、とっても楽しみにしてたんだもん!
どんな障害物があるのか本番まで分からなかったし!
翼「夜詩、璃夢のフォロー頼んだぞ。」
夜詩「おう!任せろ!」
翼「ったく、ホントなら出したくねぇんだけどな」
璃夢「ありがとうお兄ちゃん!」
翼「誰がお前の兄貴だ」
大空「えぇ!兄貴の兄貴が翼なら、俺の兄貴ってこと!?嫌だァ」
翼「勝手に言って勝手に落ち込むな!?」
玖音「良かったね、璃夢。障害物競走出れるって」
璃夢「うん!夜詩くん、迷惑かけちゃうけどよろしくね!」
夜詩「はいっ!!」
あっ、夜詩くんに犬の耳と尻尾が見える。可愛いなぁ〜。頭撫でたくなるよ
そんな衝動を抑えながら夜詩くんとニコニコ笑っていると
鷹也「待て待て待てぇぇええええい!」
と、鷹也くんがいきなり大きな声を出した
璃夢「ど、どうしたの!?」
ビックリしちゃうよ!
鷹也「俺も!俺も障害物競走出るんですからね!?」
翼「そうだったのか?」
鷹也「そう言ったよ!?ちゃんと!」
翼「あー、じゃあ鷹也も頼んだぞ」
鷹也「なんだよ!取って付けたような言い方して!」
翼「…………。」
鷹也「あぁ!面倒臭いって顔した!!」


