✭ ✭ ✭
「ブラッド!」
俺は右手をかざして光の盾を張ろうとする。しかし崩れ落ちて来る瓦礫の方が早く光の盾が間に合わない。
「くっそっ!」
こんなところで死んでたまるか! ここで死んだら何もかもが無駄になる! あいつを殺す前に死ぬだなんて!
「こんなところで死んでたまるか!」
そう叫びながら魔法を放とうとした時だった。
「はあああ!!」
素早い何かが俺に向かって落ちてくる瓦礫を粉砕した。
一瞬の出来事で何が起こったのか分からなかった。
「ブラッド! 今のうちに光の盾を張るんだ!」
「あ、ああ!」
レオンハルトの声で我に返りレオンハルトたち全員を包み込むように光の盾を張る。
とりあえず何とかなって良かった。そう思って軽く息を吐き俺は隣に立っている彼女の姿を見て言う。
「オフィーリア……何でお前まで来るんだよ? びっくりしただろ?!」
「そんなことよりまずはお礼が先でしょ? 私が来なかったらあなた瓦礫の下敷きになっていたんだから」
「お前が来なくてもあんなの魔法で吹っ飛ばせたんだよ! 俺は外で待っていろって言ったはずだが?」
巻き込みたくなくて外で待っているように言ったのに結局こうなるのかよ。
するとムッとした顔を浮かべたオフィーリアも言い返す。
「それなら私だって言ったはずよ? あなたの力になってあげるって」
「それとこれとでは状況が違うだろ!」
お互い納得がいかず睨みあう。
「ブラッド!」
俺は右手をかざして光の盾を張ろうとする。しかし崩れ落ちて来る瓦礫の方が早く光の盾が間に合わない。
「くっそっ!」
こんなところで死んでたまるか! ここで死んだら何もかもが無駄になる! あいつを殺す前に死ぬだなんて!
「こんなところで死んでたまるか!」
そう叫びながら魔法を放とうとした時だった。
「はあああ!!」
素早い何かが俺に向かって落ちてくる瓦礫を粉砕した。
一瞬の出来事で何が起こったのか分からなかった。
「ブラッド! 今のうちに光の盾を張るんだ!」
「あ、ああ!」
レオンハルトの声で我に返りレオンハルトたち全員を包み込むように光の盾を張る。
とりあえず何とかなって良かった。そう思って軽く息を吐き俺は隣に立っている彼女の姿を見て言う。
「オフィーリア……何でお前まで来るんだよ? びっくりしただろ?!」
「そんなことよりまずはお礼が先でしょ? 私が来なかったらあなた瓦礫の下敷きになっていたんだから」
「お前が来なくてもあんなの魔法で吹っ飛ばせたんだよ! 俺は外で待っていろって言ったはずだが?」
巻き込みたくなくて外で待っているように言ったのに結局こうなるのかよ。
するとムッとした顔を浮かべたオフィーリアも言い返す。
「それなら私だって言ったはずよ? あなたの力になってあげるって」
「それとこれとでは状況が違うだろ!」
お互い納得がいかず睨みあう。



