「レーツェル?」
俺の手の中からすり抜け出たレーツェルは、オフィーリアの前に出る。
『オフィーリア、ブラッド。私の力を使って下さい』
そのときレーツェルの声が頭の中へと入ってきた。
「でもレーツェル……私じゃ」
『今のあなたなら私の力を扱う事が出来ます。だってあなたの隣には、心から信頼している人が居るのですから』
「レーツェル」
俺はオフィーリアの手を握った。
「ブラッド?」
「大丈夫だ、オフィーリア。俺が側に居る」
俺はレーツェルの剣柄を掴む。
「俺はお前の側に必ず居る。この先これからもずっと」
「……ブラッド」
オフィーリアの目から涙が溢れ頬につたる。
「一緒に未来へと行きましょう!」
覚悟を決めたオフィーリアも剣柄を掴んだ時、聖剣レーツェルから金色の光が溢れる。
「こ、これは凄い……」
体の中をレーツェルの魔力が駆け抜けていく気がして、嫌な魔力を浄化されていくのが分かった。
「まさか……あれは聖剣レーツェルか……。エアが認めし守護者の一人」
クラウンは何かを呟くと、腰から下げていた剣を抜く。
『さあ行きましょう! あなた方の未来のために!』
「ああっ!」
「はい!」
レーツェルと共に俺とオフィーリアは魔法陣に向かって行く。そのとき俺の周りを虹色のオーブか何かが飛んだのが一瞬見えた気がした。
「はああああ!!」
オフィーリアと共にレーツェルを振り下ろし、魔法陣を真っ二つに斬り捨てる。オフィーリアの肩を抱き自分の方へと引き寄せる。
「ブラッド?」
「オフィーリア! このまま行くぞ!」
俺は右目の魔力を一気に開放する。
俺の手の中からすり抜け出たレーツェルは、オフィーリアの前に出る。
『オフィーリア、ブラッド。私の力を使って下さい』
そのときレーツェルの声が頭の中へと入ってきた。
「でもレーツェル……私じゃ」
『今のあなたなら私の力を扱う事が出来ます。だってあなたの隣には、心から信頼している人が居るのですから』
「レーツェル」
俺はオフィーリアの手を握った。
「ブラッド?」
「大丈夫だ、オフィーリア。俺が側に居る」
俺はレーツェルの剣柄を掴む。
「俺はお前の側に必ず居る。この先これからもずっと」
「……ブラッド」
オフィーリアの目から涙が溢れ頬につたる。
「一緒に未来へと行きましょう!」
覚悟を決めたオフィーリアも剣柄を掴んだ時、聖剣レーツェルから金色の光が溢れる。
「こ、これは凄い……」
体の中をレーツェルの魔力が駆け抜けていく気がして、嫌な魔力を浄化されていくのが分かった。
「まさか……あれは聖剣レーツェルか……。エアが認めし守護者の一人」
クラウンは何かを呟くと、腰から下げていた剣を抜く。
『さあ行きましょう! あなた方の未来のために!』
「ああっ!」
「はい!」
レーツェルと共に俺とオフィーリアは魔法陣に向かって行く。そのとき俺の周りを虹色のオーブか何かが飛んだのが一瞬見えた気がした。
「はああああ!!」
オフィーリアと共にレーツェルを振り下ろし、魔法陣を真っ二つに斬り捨てる。オフィーリアの肩を抱き自分の方へと引き寄せる。
「ブラッド?」
「オフィーリア! このまま行くぞ!」
俺は右目の魔力を一気に開放する。



