眩しい太陽の光が
鬱陶しい。


いつもと同じ時間
いつもと同じ車両


今日も電車に揺られて、
大嫌いな学校に向かう。


「ふぁ〜あ、ねむた」

「ほんとにね〜」


隣に座ってるのは、中学から仲のいい

ー西田 ネネ 。


見た目は…まあ普通。

高校入学してからもうすぐ
7ヶ月が経とうとしている。

あの頃から考えれば
ネネもだいぶと垢抜けた。

それは私もだけれども、
ただ段々厚化粧になっていってるのが
気に食わない。

二人共。