ロボット少女の秘密

恋愛(学園)

八女日夏/著
ロボット少女の秘密
作品番号
1429580
最終更新
2017/05/11
総文字数
8,109
ページ数
20ページ
ステータス
未完結
PV数
202
いいね数
0
北上高校1年。

和白雪(わじろゆき)。私を端的に表す言葉がある。



ロボット。それは、感情を表に出さない姿から、誰かが名付けて広まっていった。



私だって、元々そういう性格だったわけではないのだ。
かつての私は明るく社交的だった。ある時を境にして、変わってしまったけれど。



そんな私にしつこく付きまとう物好きが現れるとは、
誰が予想できただろう。



しかも、ちゃらい。



武藤大誠(むとうたいせい)
怪我のため、学校に登校したのは入学から1ヶ月後。



「あー和白!お前も今度カラオケ行こーぜ」



「…………はい?」


なぜ、私をかまってくるんだろう。
初めは、そう思って警戒していた。




「お前をずっと探してた…」




「俺はお前を否定しない。どんなお前でも」




ふと見せる彼の真剣な言動に、心は揺れてーーーー

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