高校の入学式も終わり、始めの1週間が過ぎた。




そして、その間に私はあるあだ名を得た。




ロボット、だそうだ。




確かに、やることやったら速攻帰宅するところや、必要最低限しか話さないところ、挙げたらきりがない。



だから、自分でもよく名付けられたものだなと冷静に考えている。



別に、友達がいなくても生きていけるし、場合によってはそんな存在重荷でしかない。




過去の冷たい視線を思い出し、小さく身震いする。




苦しい想いが嫌なら、関わらなければいいー。



そんなこんなで、立派に孤立した存在として、私はある意味有名になっていた。