次は自分の部屋に行く。



大きい家だから、自分の部屋に行くのも一苦労。ま、本家の方が大きいけど。



自分の部屋に着いたら、棚からタオルと下着、それから舞華の時に着る服をもって、下に行く。



脱衣徐に物を置いて、濡れた服を脱ぐ。



「はぁぁ……気持ち悪かった。」



シャツを脱ぐだけで大分、違うな。



なんて思いながら、全部服を脱いで、お風呂場に入る。



シャワーを出し、体を温める。



髪を洗い、ゴムで結ぶ。そのままだと体を洗うとき邪魔だから。



その時、壁際にある大きな鏡を見てしまった。


そこに映った自分の醜い姿。



「はは……」



乾いた笑いがお風呂場にこだまする。



そしてそっと自分の腰らへんを触る。