「……なんで今さら……?」



「オモチャが無くなったから。君が一番のオモチャだったからさぁ、また遊んであげようと思ったわけ。………そこのオモチャはつまらないね。」



みぃの事を上から見下ろしながら、冷たい視線を投げかける。



勝手に二人をここに連れてきて、勝手に傷つけたくせに……。



挙げ句の果てに、つまらない?



「調子にのるなっ!!」



あたしの中の何かが切れた。



我慢できなかった。出来るわけがない。



「あんたのせいで、皆に迷惑がかかってる!人を傷つけてる!あんたにはっ!申し訳ないって気持ちがないのかよっ!?」



きっと、みぃと白と一緒にいた人達は必死になって二人を探していると思う。



陸達にだって、すごく迷惑をかけている。



「……ハッ!申し訳ない?……そんなの僕にはあり得ないね。」