一気に静まり返る繁華街。
「……出てこいよ。俺らが気に食わねぇなら、影でコソコソやってねぇで、正々堂々勝負しろ。」
辺りを慎重に見ながら、殺気を張り巡らせる。
「……リーダー。……単純な子達だね!……出てきたよぉ。」
不適な笑みを浮かべながら、ソイツラを目に捉える。
ソイツラらが出てきたとたん、ザワメク野次馬達。
「……。」
ソイツラがあたし達の前に幅を少し開け、立つ。
野次馬がドンドン集まるなか、あたし達の勝負は始まった。
「……呑まれるんじゃねぇぜ、お前ら。」
gamestart。
ただあたし達の権力を使って脅してる奴等。
喧嘩が特別強い訳じゃ無い。
だから、これはあたし達の一方的な攻撃になった。