君のひだり

蒼瀬の乗せた電車は徐々に加速してスピードを上げる。


私は見えなくなるまで電車の言った方を眺める。


そして、手に握っていた紙を広げた。


そこには、[1 古典のノート 初めて借りた]と書いてあった。


私は訳が分からなくてなんだろうと思いながら家に帰った。


自分の部屋に戻って古典のノートを開いた。


すると、表紙の裏に[2 数学の教科書 いつも爆睡]と書いてある。


数学の教科書を出すと見覚えのない付箋が付いている。