部屋を出ると、1階におりて、玄関まで見送ることにした。 外に出て、バイクの元に向かった崇さんが振り返った。 「そういえば、聞こうと思ってたんだが」 「なんでしょう」 「仕事は23日までの予定なんだが、24日25日はクリスマスのご馳走とかいるのか? オレはクリスマスの予定ないし、なんなら23日の仕事を24日に変更してもいいぞ」 クリスマスと聞いて、笑みが固まる。 顔が強張っていると自分でもわかる。 「いりません」 「だが」 「クリスマスなんて、大嫌い」