それでも、無条件に隣にいてくれるお父さん。 出会ったばかりなのに、ここまで着いてきてくれる崇さん。 友人として手がかかるだろうに、ずっと友達でいてくれる真衣。 そして、恐らく空から見守ってくれているだろうお母さん。 周りには四人もの人がいた。 私はたくさんの星を見ないようにしていたように、そばにいてくれる人から目を背けていたんだ。 こんな私を思ってくれる、みんなの気持ちに応えたい。 みんなが困ったときには、今度は私も力になりたい。 優しさを返したい。 私は一人じゃない。