「なんだ……私一人で先走って勘違いして、恥ずかしすぎる。穴があったら入りたい」
「真衣が私のことを、とても大切に思ってくれているのはわかった。ありがとう」
「えーでも、金髪のあの人が家政夫さん? あんな身なりの人がそんな仕事できるの。いや、偏見だってことはわかってるし、お弁当を見る限りじゃエキスパートっぽいのもわかるんだけど」
「まあ、私も似たようなことを思ったし、気持ちはわかるよ。でも、どうなんだろ。ヤンキーなのかわかんない」
「どういうこと?」
「まだ会ったばかりだし、ヤンキーですか、なんて聞けないじゃん。
でも、20歳で金髪っていうとヤンキーとは限らないよね。私たちと違って何色に染めるのも自由なんだし、単なるオシャレで金髪にする人もいるでしょ」
「え、20歳?」
真衣は身を起こす。
「20歳ってあの金髪の人が!」


