「大和、お前はやっぱり凄い男だった。信じていたぞ」






「……それ数秒前でも同じこと言えます?」








先程とは態度が180°変わたお兄ちゃんを白い目で見つめる大和先輩。






うちのバカ兄が本当にすみません。






この時点ではお兄ちゃんたちが1歩どころか大分リード。






私たちも負けてられない!!



出すなら1だ!!








「行くよ!!怜桜、悠!!」







いよいよ最後にして、私たちの番。




私は大きなサイコロを抱えて力いっぱい投げる。





出ろ、1!!!







コロンッ