ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣 [神代の時代にさえ聞いたことがない。竜田川一面に落ち葉が散って流れる水を鮮やかな紅の色で染めるということは。] あの日は私にとっても君のとってもかけがえのない年になる瞬間だった。 凄く嬉しかった。 それと同時にもうすぐ終わってしまうんだって...。 どこか寂しい秋だった。