君には僕しか見えない。



「おはよう、遙さん。」

「おはよう、今日は風が気持ちいいよ。
昇くんもこっちに来たらどうかな?」

「……お断りします。」

今日も彼女と屋上で挨拶を交わす。


もう日課のようになってしまった。


いつ、俺と彼女が話しているのかというと、
実はバラバラである。


俺は暇な時に行く、という完全に気分屋なの
だが、彼女とはここへ来るといつも会う。