君には僕しか見えない。



クラスメイトの彼女と、すれちがった時くらいは
挨拶をするほどには親しくなった(実際には
あっちから挨拶をしてくれるのに、小声で返事を
する程度)俺は、今朝、何となく敬遠していた
屋上に来てみた。


心の中で揺れていた淡い望みも、屋上の扉を
開けた瞬間、消え去った。


今回も彼女がいる。