君には僕しか見えない。




「ごめん。買ってきた。」


俺は薄いトレイの上に、自分の飲み物と
ガッツリしたハンバーガー、彼女へのお茶と
チョコパンを乗せて、彼女の方に走った。



「お帰り、昇くん。私の分のお金どのくらい
かかった?」



俺が彼女の隣に並ぶやいなや、彼女は小さな
バッグから長財布を取り出した。