君には僕しか見えない。





「のっ昇くーーん!!ごめん、ちょっと
遅れました!」


彼女が膝までのスカートの裾をひるがえし
ながら走ってきた。




本当に来るとは半分思っていなかった俺は
言葉につまったが、


「………おっおはよう。」


かろうじてそれだけは言った。