葵の周りには今にも手が出そうな狼達が沢山いる はぁ…とため息をついた 葵を護るのは俺だっつーの 「ちょっとごめんね」 俺の前に群がる女達に声をかけて 俺は葵のもとに向かった 「え〜舜様どこへいくのーっ」 「いやだ行かないで〜」 後ろでそんな声が聞こえるけど俺は一切振り向かない はやく…葵の所に行きたい そう思うと自然に足が速くなる 葵の前まで行くとその場にしゃがみ、葵の体を揺すった