「あおい」 舜に呼ばれ、目が合う。 その目はとても優しくて。 私の大好きな舜の顔だった。 他の3人もとても優しい目をしている 「帰ろう、葵」 そう言って手を差し伸べてくれる璃玖。 本当は今すぐこの手を取りたい。 今すぐこの手を取って皆の元へ行きたい。 でもそう言うわけにはいかないの。 私は皆の顔を見つめた。 そして 「私は皆と一緒にいれないみたい」 涙を拭き、そう告げた。 皆の顔が悲しみの顔へと変わる。