璃玖…初めて見た璃玖は血だらけの狐の姿だった。 璃玖は狐軍を束ねる人で第二妖界で毎日酷い抗争を繰り広げていた。 その度に大怪我を負って…私はその怪我を治すために連れてこられた。 でも私の力は人の傷を自分に移す力。 牢獄で苦しむ私を救ってくれたのは彼だった ブルーの優しい瞳はいつだって私を温かく見守ってくれる。 人一倍責任感が強くて仲間思いで、誰よりも大人の璃玖にいつも助けられた。 ありがとう、璃玖。