「それで、話ってなんですか??」




私がそう聞くと先生は何も言わず椅子から立ち上がって私に近づいて来た




私の目の前に来ると視線を合わせるためか、先生はその場にしゃがんだ




先生の顔が目の前にある




「せん…せ?」




びっくりして声が途切れ途切れになってしまった




相変わらず先生は無言のままだ




何かがおかしい




"危険"



本能がそう悟った時、私は席を立って逃げようとした






でも







「させないよ?」




私の腕を掴んだ先生は自分の方へ私を引き寄せる




まるでさっきの優しい先生とは真逆の黒い笑顔を零した不気味な表情をしていた




「やっ…はなしてっ…」




必死に抵抗する




でも男の人の力に勝てるわけもなく机に押し倒されてしまった




「しゅ…んっ…たすけ…んんっ」




手で口を塞がれて上手く話せない




「ちょーっと眠ってね?」




先生がそう言って指を鳴らした瞬間




















意識が落ちた